副業が会社にバレる理由は？バレない方法を副業歴8年・経理歴20年の会社員が伝授！

こんにちは！

経理をしながら副業8年、副業の最高売上100万円の私が、

会社側と社員(経理)側の両方の立場から説明しちゃいます！

ちなみに最寄りの税務署には確認済みですが、各税務署の対応は異なるため、

絶対にバレたくない人は副業する前に税務署へ確認してくださいね。

副業が会社にバレる理由は？

副業を始めようとしている方、始めた方は聞いたことがあると思います。

毎年5月頃、各市町村から住民税額の書類が会社に届きます。

その書類には「会社控え」と「本人控え」があるんですね。

貰った控えって見たことありますか？

実は、会社の控えにも同じようにすべての金額が記載されています。

 

例えば、医療費控除した人とか、扶養控除を入れ忘れていたとか、何らかの事情で確定申告が必要だった場合は控除額が増えて、住民税が減額されています。

副業の場合「事業所得」や「雑所得」の部分が追加されていたり、マイナスになっているので、これも経理が見ればすぐにわかります。

副業NGの会社ならチェックしているかもしれませんが、大企業であればそこまで確認していないかもしれません。
（逆にチェックしているかも。その辺はわかりません）

私がいた会社は事務所は私一人だったので、全て私が処理をしていました。

社員も15名程度でしたから、確定申告すればすぐにわかりましたね。

現場の人は（同業職）副業禁止なので誰もしていませんでしたが、私は副業してたので他に経理の人がいたらバレていたでしょう。笑

ちなみにFXや株の配当金の場合も確定申告をすれば「この人他に収入あったな」ってすぐわかっちゃいます。（でも住民税はちゃんと確定申告しないとダメですからねぇ…）

 

と言うことが言えます。

副業が会社にバレない方法は？

これ一択です！

副業の場合「雑所得」の場合が多いと思うので「住民税を自分で納める」方法で副業バレを乗り越えてください！

 

他に何かいい案があれば追記しますね。

「事業所得」がプラスだった場合

通常通り確定申告の書類を作成します。

確定申告書B 第二表の下の方にある「自分で納付」にチェックを入れると市役所はこの確定申告の分を「普通徴収」にしてくれます。

この部分の〇を拡大するとこうなっています。

ここを必ず「自分で納付」に〇を入れてください！入れていないと特別徴収になっちゃいます！

「自分で納付」にすれば、会社に届く住民税額の控えには副業の分は何も記載されません！

つまり「会社にバレない！」ということになります。

「事業所得」がマイナスだった場合

実はこの「マイナスだった時」が厄介なんです。

事業所得は給与所得と合算ができます。

理由は副業がマイナスの時、給与所得からその分をマイナスすることができちゃうんです。

つまり、支払う所得税が減り税金が還付されるんです。

ただこれにはデメリットがあって、マイナスの場合は「絶対に特別徴収」になります！

マイナスする金額がないので給与所得から引くしかないので当然ですよね。

なので、会社へ届く住民税額の控えに「事業所得　▲〇〇円」と記載されてしまい、所得や住民税が安くなったことがわかってしまうんです。

そのため、現時点では副業の事業所得で赤字になった場合は確実にバレる！ことをお知らせしておきます。

とはいえ、経理担当者がよく見ていなければバレませんよ(笑)

その他、会社に副業がバレル理由は？

住民税以外で会社にバレると言ったら、誰かがタレコミをするか、SNSでバレるか、物販などでサイトに記載した特定商取引法欄から判明することがあります。

幸い、社員さんほとんどパソコンなどに詳しくなかったため、私はバレませんでしたが、ネット関係の職場など詳しい人が多かったらバレちゃうかもしれません。

まず副業OKかどうか、会社の就業規則をしっかり確認しましょう！

「副業が会社にバレる理由は？バレない方法」のまとめ

会社に副業がバレる理由はやっぱり「住民税」が一番でしょうね。

ただ、会社によってはそこまで見ていない場合もあるので、特別徴収にしても会社にバレない可能性はあります。

でも絶対にバレたくない人は、確定申告B第二表の「自分で納付」に大きな〇をつけておきましょうね！

但し、事業所得でマイナスの場合は、「自分で納付」に印をつけても会社に通知が行っちゃうので注意してください。（経験者です。笑）