国民健康保険料の軽減について
国民健康保険料ってそこそこ高いですよね。会社員の場合は、お給料から天引きされるのでそんなに気にならないかもしれませんが、自分で納付することになった場合、毎月数万円の支払いをしなければいけません。
会社を退職したあとや、個人事業主・フリーランスを始めたばかりの時とか、毎月数万円って結構キツイですよね。だんだん貯金が減っていく恐怖…。あぁ…思い出したくない。
もし、今、頑張っているけど健康保険料を払うのが厳しい!という方は、一度市役所に相談してみてください。もしかすると少し軽減してもらえる可能性がありますよ。
会社都合で退職した場合
会社都合で退職したときは、ほぼ無条件ですぐに軽減の手続きをしてくださいます。ただし、ハローワークで失業保険の申請をする必要があります。ハローワークで発行された離職票を持参し、市役所に行くと、退職理由が「会社都合」なので、すぐに処理してくれるはずです。もちろん、手続き方法や書類はその市ごとに違う可能性があるので、市役所に行く前に一度確認するとよいでしょう。
私は、ハローワークで発行してもらった離職票と印鑑、身分証明書(個人番号カード)を持って行きました。市役所なので個人番号がわからなくても、調べる手段はあると思いますが、個人番号カードがある人は持って行くと手続きが早いかもしれません。
個人番号カードの発行は面倒ですが、結構便利なので作っておくといいと思います。私は運転免許証がないので(車の免許取っておけばよかったです 😥 )、顔写真付きの身分証明書がパスポートしかないため、個人番号カードを作りましたが、確定申告の時もこの個人番号カードだけで身分証明と個人番号がわかるので便利でした。(余談)
健康保険料の軽減額ですが「全額・7割・5割・2割」のどれかになります。この基準も市によって異なりますので、会社都合で退職したから絶対全額免除になるとは限りません。
私は、会社都合で退職し、財産・貯金もないですが(汗)、7割軽減という結果でした。軽減して頂いてとてもありがたいですが、それでも毎月12,000円の支払いはキビシイです。
自己都合での退職の場合
自己都合の場合でも、国民健康保険の軽減ができます。条件によるので、詳しくは最寄りの市役所で確認してくださいね。
自己都合の場合は、全額や7割軽減は無理かもしれませんが、少しだけでも軽減してもらうだけでも違うと思うので、市役所に行きましょう!申請なしで滞納していると、差し押さえされる可能性が0ではありませんよ!
個人事業主・フリーランスで収入が少ない場合
個人事業主・フリーランスの方で、収入が少ない場合も、条件次第では軽減の可能性があります。自営業だから軽減は無理…と諦める前に、一度市役所で相談されることをオススメします!