確定申告って本当にめんどうですよね(笑)
フリーランス・副業・オンライン日本語教師の方で、「ドル建ての収入」という方も多いと思います。
雑所得で金額が低い場合は、振込額で処理して大丈夫だと思いますが、
事業所得の方とか、レッスン数が多い方は、(額が多い方)は
きちんとしておいた方がいいかな?と思います。
では、ドル建ての場合の処理の方法を、少し説明したいと思います。
円建ての場合
特に何の問題もなく、レッスン料金がそのまま「売上」「収入」(所得)となります。
(例)カフェトークなど
以前勤めていた中国の日本語スクールでは、円建てで振り込まれていました。
そのような場合も、そのまま「売上」「収入」(所得)となりますね。
ドル建ての場合
ややこしいのは、ドル建ての場合ですが、
正直、数十万円の所得で雑所得の場合、税務署もそこまで厳しくないと思うので…
ややこしくせずに「振込額=売上(収入:所得)」でいいと思います。
(私は事業所得のため、税理士さんに聞いたやり方で申告しています。
雑所得での申告はしていないのですが、今後のために少し説明しておきますね。)
- 発生した時点での金額(「ドル」→「円」換算)
- 振込があった時点での「円」の金額
例えば、
私の明細書を見てもらうと、この月(※)は
(※明細があれば、月ごとでまとめてOKなので私はそうしてます。1レッスンごとは無理…)
レッスン料「$238.34」/手数料「$27.9」
そして、TTSレートを見ると、
なんとこの時は1ドル=114.07円!!(この頃はよかった…)
「$238.34×114.07円=27,187円」になりますね。
そして、数か月後に支払申請をして、
12月20日(1ドル113.98円)に、「23,986円」入金があったとします。
手数料を含めて「3,201円の差額=経費」になります。
もしくは、
最初から手数料を引いてしまって、
レッスン料「$238.34」-手数料「$27.9」=$210.44(24,005円)
入金額が「23,986円」として、差額「マイナス19円=経費」でもいいですが
最初のやり方の方が会計処理的には正しいかな。
- マイナスになった場合は、【経費】になります。
- プラスになった場合は、【所得(売上・収入)】になります。
※他の月と混合されて入金されることもあると思いますが、今回は割愛します。考え方は同じです。
ドル建てで、確定申告の時もまだ未入金の場合、明細で計算をして、
売上を計上しておけば大丈夫ですが、
できる限り「入金額」と「売上額」が合うようにした方がよいですよね。
